お知らせ & ブログ

遺言書に有効期限はあるのですか?

こんにちは。

川木建設 不動産相続相談室の夢川です。

 

今回ご紹介するQ&Aは、皆様からご質問の多い「遺言書」に関する内容です。ご質問いただいた方は、50年以上前に作成した遺言書をお持ちとのこと。だいぶ年月が経ってしまったので、遺言書が今でも有効なのか気になっていたそうです。また、作成当時に「全財産を相続させる」と記載していた場合、その「全財産」は作成時のものだけになってしまうのか、相続発生時の全財産になるのかも知りたいとのことでした。

 

私もこれまでお客様から遺言書を見せていただく機会がありましたが、50年前のものというのは初めてでしたので、司法書士の先生にもご意見を伺って回答させていただきました。

 

1)遺言書に有効期限はあるのか?

結論から言うと、遺言書には有効期限というものはないので、50年前に作成したものであっても有効です。ただし、この間に新たな遺言書を作成していた場合、日付が最新のものが有効となります。ちなみに、新しい遺言書を作成した際に以前の遺言書を破棄していなかった場合、2つの遺言書が存在することになります。その場合、以前の遺言書の内容と矛盾する部分は新しい遺言書が有効となりますが、矛盾しない部分は以前の遺言書も有効となりますので、要注意です。

 

2)「全財産」の内容が、遺言作成時と相続発生時に異なっていたらどうなる?

遺言書が効力を発するのは、遺言者が亡くなった時です。遺言書を作成した当時にはなかった財産が増えていたり、反対に当時はあったものが無くなっている場合もあったりすると思いますが、あくまで亡くなった時の「全財産」が対象ということになります。

 

遺言書を作成する時期は人それぞれです。相続対策として早めにご準備されるのも良いですが、作成からかなりの時間が経っていると、財産内容や家族構成にも変化があるかと思いますので、定期的に内容を見直すと良いかもしれません。

「不動産相続勉強会」第7クール開催のお知らせ

こんにちは。

川木建設 不動産相続相談室の夢川です。

 

来月より、「不動産相続勉強会」第7クールの開催が決定いたしました!引き続き、新型コロナウィルス感染拡大防止対策に努め、人数制限を行いながらの開催となりますが、ご了承いただければ幸いです。下記日程にてご予約の受付を開始いたしましたので、よろしくお願いいたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

■■■不動産相続勉強会 第7クール開催スケジュール■■■

◆10月21日(水) STEP1 相続の基礎知識

◆11月4日(水) STEP2 贈与と遺言書

◆11月18日(水) STEP3 相続税と不動産評価

◆12月2日(水) STEP4 納税・節税の対策方法

◆12月16日(水) STEP5 成年後見制度と民事信託

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、各回5組限定とさせていただきます。

 

☆ホームページからのご予約⇒不動産相続勉強会 ご予約ページ

☆お電話でのご予約⇒049-242-2112(相続勉強会ご参加希望とお伝えください)

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「基準地価」とは何ですか?

こんにちは。

川木建設 不動産相続相談室の夢川です。

 

今回も不動産相続勉強会の参加者様からいただいた質問について、Q&Aを紹介したいと思います。先週は「STEP3~相続税と不動産評価~」のお話をしました。不動産評価のパートでは、まず初めに土地・建物のさまざまな評価方法(価格)についてご紹介しており、それに付随してご質問をいただきました。

 

【Q.「基準地価」とは何ですか?】

 

土地にはさまざまな評価基準があります。不動産業界では「一物四価」(1つの物件に4つの価格の基準がある)と表現されることもあります。

 

勉強会ではまず、この4つの価格について取り上げています。

1)実勢価格:実際に市場で取引されている売買価格。市場相場とも言います。

2)公示価格(公示地価):国土交通省が定める、「都市計画区域内の土地」に対する価格。

3)路線価:国税庁が定める、相続税や贈与税の算出に用いられる価格。

4)固定資産評価額:各自治体が定める土地・建物の評価額。(納税通知書に記載されていますね!)

 

ご質問いただいたのは、勉強会では登場しなかった「基準地価」について。

基準地価とは、都道府県が定める、「都市計画区域外の地域も含む土地」に対する価格です。公示価格と似ていますが、こちらは国が定めるものではなく、評価される対象となる土地も広くなっています。公示価格のないエリアに土地をお持ちの方も、基準地価でお探しいただくと価格の目安が掴める場合が多いかと思います。

 

ちなみに、「公示地価」は毎年1月1日時点を評価時期として、3月中旬に公表されます。これに対し、「基準地価」は毎年7月1日時点を評価時期として、9月下旬が公表の時期となります。

 

今年を振り返ってみると、1月時点ではコロナ禍の影響はそれほど大きくなかったかと思いますが、その後はものすごい勢いで社会経済に影響が出てきました。「基準地価」にも大きな影響が出てくるのではないかと思われます。コロナ禍におけるさまざまな土地の価格の変動にも注目が必要ですね。

「エンディングノート」を書く意義とは?

こんにちは。

川木建設 不動産相続相談室の夢川です。

 

今月から不動産相続勉強会が再開し、皆様からご質問をいただく機会も増えてきました。今回は先日いただいたご質問についてお答えしたいと思います。

 

【Q.「エンディングノート」を書いておく意義は何ですか?】

 

昨今、終活の一つとして、エンディングノートの作成が注目されています。メモリーノート・相続ノートなど名称はさまざまですが、書店でも特設コーナーが設けられていたりします。ボリュームや内容はさまざまですが、財産を遺すご本人についての情報と、各種財産についての情報をまとめて記入できるノートになっています。遺言書と異なり、法的な役割を担うものではありませんが、どのような意義があるか改めて考えてみたいと思います。

 

1)ご本人にとっての意義

遺言書を作成する前準備ができる、というのが最も大きな意義でしょう。具体的には2つの準備ができるかと思います。1つは財産の棚卸しです。何が・どこに・どれだけあるのか、つまり財産内容とその所在を一覧にすることができます。2つ目は感情の整理です。これまでの人生を振り返ったり、ご家族への想いを改めて確認したりする機会になります。これら2つを整理して、最終的に誰に何を遺すのか・どうしてそうするのかを深く考え、遺言書に反映させることができると思います。

 

2)ご家族にとっての意義

ご本人にしか分からない情報がまとまっているのが大きなメリットです。財産内容についてはもちろんですが、曖昧にしか把握していなかった親族関係、ご本人の友人知人関係、その連絡先が一覧になっていると非常に有用かと思います。ご本人が亡くなり、まずは葬儀となったときに、関係者の連絡先が分からず困ってしまうのはよくあるケース。万が一の際の連絡先一覧はとても重要です。

 

また、遺言書作成には至らなかった場合、このエンディングノートがご家族にとって遺産分割の道標となることもあります。ご本人の日記に綴られた想いによって、遺産分割の争いを避けられたというご家族の事例もあります。財産情報・感情の記録を遺すことは、ご家族にとっても意義のあることだと言えます。

 

ご自身のためにも、ご家族のためにも、まずは使いやすいノートに記録を書き留めてみてはいかがでしょう?あまり気負わずに、書ける項目から少しずつで良いと思いますので、相続対策の第一歩になれば幸いです。

 

「不動産相続勉強会」を再開いたしました!

2020年8月5日(水)、「第26回不動産相続勉強会」を開催いたしました。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月以降休止しておりましたが、今回から再開する運びとなりました。『再開を心待ちにしていました』『また開催してくれて嬉しい』などなど、嬉しいお言葉もたくさんいただきました!ご予約・ご参加いただきました皆様に、あらためてお礼申し上げます。

 

川木建設不動産相続相談室 相続勉強会

約4ヶ月ぶりとなった今回の勉強会。休止期間中にレジュメや資料の改訂も行いましたので、まさに新たなスタートを切る形となりました。民法改正についても最新情報を盛り込むことができましたので、皆様にはホットな情報をお伝えできたかと思います。

 

勉強会の構成は以前と変わらず全5回で1クールとなっております。STEP1~5まで受講していただきますと、相続に関する基礎知識を幅広く学んでいただける内容となっています。今後も同内容を継続的に開催する予定ですので、多くの方にご利用いただければ幸いです。

 

なお、勉強会のお席には限りがございますので、ご予約をお受けできない場合もございます。ご希望であれば、開催日程に関わらず、個別の勉強会や個別相談も実施させていただきます。お電話でのご相談も可能です。お気軽にお問合せください!

 

もうすぐお盆休みという方々も多くおられることと思います。今年はご家族が集まることが難しい状況ではございますが、ご自宅でゆっくりと過ごされる時間の中で、ご家族の将来設計や相続についても少しずつお考えいただければと思います。

 

暑い日が続いておりますので、皆様ご自愛ください。

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