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「相続登記の義務化」のポイント解説!

こんにちは。
川木建設 不動産相続相談室の夢川です。

 

2023年9月30日(土)ウェスタ川越にて「実家の相続セミナー」を開催いたしました。おかげさまで今回も【満席】のご予約をいただき、個別相談も多く大変盛況な回となりました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

川木建設 不動産相続相談室 実家の相続セミナー昨年から継続的に開催しているこちらのセミナー、基本的な内容は毎回同じですが、法改正・税制改正情報などはタイムリーに盛り込んでおります。今回の目玉は何といっても、「相続登記の義務化」について。ご予約の段階から、こちらへのお問合せが非常に多く、皆様の関心の高さが感じられました。

 

セミナーへのご参加が叶わなかった皆様へ、「相続登記の義務化」のポイントについてこちらでもご紹介させていただきます。これから相続を迎えられる方はもちろん、すでに相続をされていて相続登記がお済みでない方にも関わる制度ですので、ぜひ一度ご確認ください。

 

◆「相続登記の義務化」概要

・2024年4月1日より施行される新制度。

・不動産を取得した相続人は、その取得を知った日から3年以内に相続登記を申請しなければならない。

・【重要】正当な理由なく申請を怠ったときは、10万円以下の過料の罰則あり!

 

◆「相続登記の義務化」開始前の相続は?

・新制度開始前に相続が発生した人も対象となる

・自己のために相続の開始があったことを知りかつ当該所有権を取得したことを知った日、もしく改正法の施行日、いずれか遅い日から3年以内が申告期限となる

※個別のケースによりますが、「新制度が施行される2024年4月1日から3年以内」と覚えていただいて良いかと思います。

 

◆新制度「相続人申告登記」もスタート!

・相続人の確定前・遺産分割協議が整わない場合でもできる手続き。

・各相続人が単独で手続きでき、相続した人の住所・氏名のみが登記される。

・【重要】「相続人申告登記」を行うことで、「相続登記の義務」を履行したことになる!

 

今回のセミナーでは、上記を中心にお伝えしました。「実家の相続セミナー」次回の開催日は確定しておりませんが、「相続登記の義務化」施行前にもう一度開催できるよう、調整を進めているところです。セミナー未参加の方でも、個別相談のみのお申込みも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。