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STEP4 納税と節税の対策方法

こんにちは。

川木建設 不動産相続相談室の夢川です。

 

3/27(水)、「第4回相続勉強会」を開催しました。

前回のSTEP3では相続税がかかるのかどうか、まずはざっくりとイメージを持っていただきました。続くSTEP4では、「納税と節税の対策方法」をテーマに、実際に相続税がかかる場合に納税資金をどのように準備するか、節税について考えられることはあるか、という内容を取り上げました。

 

STEP3・4のテーマに共通するのは、不動産の「評価」と「価値」のお話がたくさん登場すること。納税・節税の対策では、不動産を売却したり活用する場面が出てきますが、その際に「評価(相続税上の評価)」と「価値(不動産資産としての市場価値)」についてしっかりと把握しておく必要性があることを繰り返しお伝えしてきました。

 

ご自身の不動産を棚卸していただく機会にもなったかと思います。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

川木建設不動産相続相談室 相続勉強会 講師 夢川

それでは改めて、STEP4の内容をご紹介させていただきます。

 

【STEP4~納税と節税の対策方法~】

1)納税資金準備

相続税は現金一括納税が基本であり、相続の発生から10ヶ月以内という納税期限も設けられています。納税が必要な場合、その資金をどのように準備するかが課題となってきます。納税資金準備の方法として、生命保険金の非課税枠を活用することや、不動産の売却による現金化などを取り上げています。

 

2)節税対策

節税の対策として一般的によく行われるものと、不動産を活用した方法をお話しています。一般的なものとしては、養子縁組・生前贈与・生命保険の活用などを挙げています。不動産の活用としては、賃貸住宅の建築によって土地・建物の評価額が変化する仕組みを中心に、実例を交えながらお話しています。

 

2月からスタートした相続勉強会も、次回で第1クールが完結します。次回は4/10(水)、「STEP5~成年後見制度と民事信託~」をお話します。大きなテーマは「認知症への備え」です。認知症の患者数は年々増加していますが、発症してしまうと契約行為などが難しくなり、相続対策もスムーズに進まなくなってしまうことが多々あります。認知症になる前や、発症後に備えて知っておきたい、成年後見制度と民事信託についてお話します。

 

また、これまでSTEP1~4まで学んでいただいた内容を実際に活用し、円満な相続対策を実現されたあるご家族の実例をまとめとしてご紹介させていただきます。

 

次回も皆様のご参加をお待ちしております。

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